ここは原子力発電所のある小さな街……
与えられたミッションをクリアし
安全に電気を供給せよ。
ゲームオーバーgeme over
というわけにはいかない...
日本では最終処分場の候補地すらあがっていない。
住民の理解が得られないからだ。
このストーリーの続きは……
みんなが地層処分について知ることから始まる
地下
フィンランド
ロケット発射場
ロケットの発射が成功するとは限らない!
他の処分方法を探そう
南極
南極条約により禁止されている!
他の処分方法を探そう
海
ロンドン条約により禁止されている!
他の処分方法を探そう
レポート No.6/6
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フィンランドではすでに、処分場を建設する場所の調査を行い、審査を経て最終処分地が決定しました。
そして現在、世界に先駆けて、処分場の建設が行われています。
フィンランドでは「核のゴミ問題」について、若者への教育がさかんに行われており、地層処分の安全性を理解している人が多いようです。
レポート No.5/6
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地層処分とは「何重ものバリアを施して地下300mに埋める方法」です。
現在、これが最適な方法であると、国際的に共通認識されています。
処分場を建設する場所の調査から、閉鎖まで、地層処分は100年にもおよぶ事業です。
みなさんの未来の子供たち、さらに次の世代も、この事業を見届けることになるでしょう。
レポート No.4/6
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自分の国で出た「核のゴミ」は、自分の国で処分しなければならない、ことが国際的に決まっています。
そのため、これまでに世界各国で、さまざまな処分方法が検討されてきました。
宇宙に飛ばす「宇宙処分」
ロケットの発射が成功するとは限らないので×
海底に沈める「海洋底処分」
ロンドン条約により禁止×
南極の氷の下に埋める「氷床処分」
南極条約により禁止×
レポート No.3/6
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日本では、このガラス固化体がすでに25,000本相当発生していると言われています。
人間の立ち入れない場所で、安全な方法で処分しなければなりません。
しかし、もう10年以上も処分にむけた目処が立っていません。
レポート No.2/6
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再処理工場に運びこまれた使用済燃料は、再利用できる資源にリサイクルされます。
しかし、その中にはリサイクルできない廃棄物が残ります。
この廃棄物は、放射線のレベルが高く、人体に大きな影響を及ぼします。
そこで、これをガラスと融かし固めた「ガラス固化体」の形として、安定化させます。
これが「高レベル放射性廃棄物」です。
レポート No.1/6
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原子力発電所では、核燃料を燃焼させることで電気をつくっています。
役目を終えた核燃料は「使用済燃料」として取り出され、プールの中で数年間冷却させた後、再処理工場へと運ばれます。
日本では、青森県六ヶ所村に再処理工場があり、全国の原子力発電所から使用済燃料が集められます。